ストレスに弱い人は要注意

ウーマン

ストレスに弱い性格も影響

うつ病を発症するはっきりした原因ははっきりわかっていませんが、発症の要因と考えられるものはいくつか存在します。うつ病は、脳で神経伝達物質のはたらきがスムーズにできなくなるために、楽しい、嬉しいという感情、意欲や集中力が消失してしまう病気です。そのきっかけには少なくともストレスが関係していることがわかっています。ストレスにはさまざまな種類があるのですが、この病気は特に精神的なストレスが原因になりやすいとされています。ストレスになりやすいのは、人間関係のトラブル、家庭内の悩み、引越しや異動など環境の変化、離婚、親しい人との死別などです。嫌なこと、悲しいことがストレスになりやすいのは言うまでもなく、結婚、出産、出世といった喜ばしいできごとも大きなストレスにつながることがあります。また、暑さ寒さや悪臭、不規則な生活、疲労、睡眠不足、病気やけがもストレスの原因になります。このように私たちの身の回りは、ストレスだらけといって過言ではありません。心身のバランスがとれているときはストレスに克つことができますが、ふとしたことで体を健康に維持する恒常性(ホメオスタシス)が崩れると、ストレスに対応できなくなり、うつ病を発症しやすくなってしまいます。同じレベルのストレスを受けてもうつ病にかかりやすい人とかかりにくい人がいます。これは、人によってストレスに対する感受性の強さが異なるためです。うつ病にかかりやすい人は、生まれつきの気質やものの考え方が原因で人よりも強いストレスを感じる傾向があります。たとえば、この病気にかかりやすいのは、真面目で責任感の強い人、完璧主義の人が多いといわれています。なんでも最後まで完璧にこなそうとするため、時には自分の能力の許容範囲を超えてしまいがちです。そのため、オーバーワークになりやすく、またきちんとできないとひどく落ち込んだり自分を責めたりしやすく、大きなストレスを抱えてしまうことがあります。そのほか、嫌なことが嫌と言えない人、誰にでも人当たりの良い人、負けず嫌いな人もストレスが強くなりがちです。生まれ持った性格を大きく変える必要はありませんが、ストレスは健康の大敵なので、なるべくストレスを抱え込まないよう、ものの考え方を方向修正することがのぞまれます。また調子が悪いと感じたら休養をとったり周りの人に相談したりして、早めにケアをすることが大切です。辛い場合は精神科・心療内科の受診をおすすめします。

Copyright© 2018 うつにも色々な種類がある【自分自身の疾病にマッチしたケアをする】 All Rights Reserved.